私は五年前に腰の痛みを発症し近くの外科に行きました。レントゲンを撮り先生の判断は、ただの腰痛なので電気治療と牽引でしばらく通ってくださいとの事でした。1年半通いましたが治るどころか徐々に悪化した感じがして、知り合いが教えてくれた整形外科へ移りました。
そこでもレントゲン、MRIを撮りその先生の診断は椎間板ヘルニアでした。でもすぐに手術という訳ではないので電気治療をしてくださいとのこと。また前と同じ治療ですか?と先生に訊くと、今はシップと痛み止めを出すくらいしかないと言われ、しばらく通いました。
1年を過ぎても痛みはとれず痺れが出始めて不快でした。テレビで前橋に痛みをとる病院が紹介されていたので、早速行ってみました。そこでの治療法はブロック注射をして痛みをとる方法でした。打ってみるとウソのように痛みが消えて1週間も痛みが無くなりました。しかしだんだんと打つペース間隔が短くなり1週間に2回も打つようになっていました。
ブロック注射は体に害があるとわかり約1年でやめました。日常の生活にかなりの支障が出て会談も上がれなくなり車の乗り降りや長距離運転も休み休みになり毎日が嫌になっていました。そんなある朝、右の腰辺りに激痛を感じ右脚全体が痺れていました、主人を起こしすぐ病院に行きたいと話すと救急で診てくれるという病院があるからと連れて行ってもらいました。
MRI、CT、レントゲンを撮り、その結果が腰椎分離すべり症。先生はすぐに手術しないと歩けなくなるとの事で、すぐに手術の予定を入れるようにと言われました。私は手術をすれば痛みと痺れのない生活を想像し今までいろいろ治療してきた5年間にサヨナラできると思い手術を決意しました。
しかし術後は痛くて動けない身体でした。でも明日から歩く練習のスケジュール。そして1日目・・痺れはない、でも激痛。歩く練習はかなり辛い。毎日、明日は痛みが無くなっているかなと願う。そして退院する日が来ても痛い。先生に伝えると術後の痛みは人それぞれと言う。家に帰っても寝ている生活が続き前とあまり変わらない。
痺れしか治っていない!?その後1週間ごとに病院へ通う。そのたびに先生はレントゲンを撮り診察するが悪くないと言う。もう手術して2年が経っていた。こんなに痛みが取れないなんてもう治らないのだろうか?もう病院には行きたくない。そんな時、義理の母に相談すると五十号バイパス近くにオザワ骨盤整体院という看板があったから行ってみては?整形外科がだめなら整体もいいよって一言。
予約もしないで直行。ほかの患者さんが予約で来ているのに小澤先生はや嫌な顔一つしないで親身になってこちらの話を聞いてくれました。そして骨盤を診てくれました。驚いたことに原因は腰ではなく骨盤(その中にある一対の仙腸関節のズレ)にあると体の模型を使いながら教えてくれました。
先生は痛くて動かない腰も徐々に動くようになると言ってくれました。治療室に置いてあるゴムバンドを骨盤に巻いて毎日骨盤運動をしているうちにそれまで動かなかった腰が少しずつ動くようになりました。そしていつの間にか痛みも和らぎ寝起きもゆっくり出来るようになりました。階段も上がれるようになり私生活がやっと苦痛から前進。
まだ通って3か月位ですが先生は徐々に良くなると言ってくれるのでこれからも治療を続けていこうと思っています。
足利市 T、O 女性 49才 2023/10/11 腰椎分離すべり症(2021/10/26 手術)
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